バドミントンの「壁打ち」、実は奥が深いんです。
皆さん、バドミントンの練習って聞くと、スマッシュとかクリアとか、華やかなショットを思い浮かべませんか?でも、実は地味ながらめちゃくちゃ効果的な練習法があるんです。それが「壁打ち」。 「え、壁打ち?地味じゃん」って思った人もいるかもしれません。確かに一人で黙々と壁に向かってシャトルを打つ姿は、派手さとは無縁です。でも、これ、本当に馬鹿にできないんですよ。 まず、最大のメリットは自分のフォームを徹底的に確認できること。誰もいないから、変な癖がないか、ちゃんとラケットが振れているか、じっくり見つめ直せるんです。鏡があるなら最高ですね。手首の使い方、体重移動、フォロースルーまで、細部まで意識を向けられます。 それから、シャトルへの感覚を養うのに最適です。飛んでくるシャトルの速さや角度に合わせて、どうラケットを当てれば狙ったところに返せるか。これを繰り返すことで、自然とシャトルコントロールが上達します。左右に打ち分けたり、ドライブ、プッシュ、クリアと色々なショットを試したり。まるで架空の相手とラリーしているように、頭の中でゲームを組み立てるのも楽しいですよ。 集中力もかなり養われます。同じ動作を繰り返す中で、無意識のうちに集中力が研ぎ澄まされていきます。疲れてきても「あと5本だけ」とか目標を決めて続けることで、精神的な強さも身につきますね。 体育館がなかなか取れない、練習相手がいない、そんな時でも、ちょっとした壁とシャトルがあればすぐに始められる手軽さも魅力です。最初は退屈に感じるかもしれませんが、少しずつ上達を実感できると、壁打ちが最高の練習パートナーに思えてくるはず。 地味だけど効果は絶大。ぜひ一度、壁打ちの奥深さを体験してみてください。きっと、あなたのバドミントンが一段と楽しくなりますよ。