シャトルが紡ぐ、僕らのストーリー
バドミントンといえば、ラケットとシャトル。まあ当たり前なんだけど、実はこのシャトル、単なる「羽根つきの玉」じゃ片付けられない、奥深い存在だと思いませんか? 僕らにとってシャトルって、単なる消耗品じゃなく、コートの上で色々な物語を紡いでくれる、まるで生き物みたいな存在なんですよね。 あのシャトルが宙を舞う瞬間って、本当に美しい。スマッシュで打ち砕かれるスピード感もあれば、ヘアピンでネットギリギリをかすめる繊細さもある。時には予想もしない回転がかかって、相手を翻弄したり、逆に自分が翻弄されたり。たった数グラムの羽根の塊が、ここまで多様なドラマを生み出すんだからすごい。 シャトルは、僕らと仲間、そして対戦相手を繋ぐ最高のツールでもあります。誰かが打ち込んだシャトルを、パートナーと連携して返す。狙ったところに決まって、相手が悔しそうな顔をするのも、シャトルがあるからこその醍醐味。練習で打ち合って、少しずつコントロールが良くなっていく感覚も、シャトルが教えてくれる上達の喜びです。試合中に「今のシャトル、最高だったね!」なんて声をかけ合うのも、シャトルがくれた共通の感動ですよね。 練習後のシャトルを拾い集めていると、一つ一つのシャトルに、今日の汗と笑い声が染み込んでいるような気がします。折れた羽根、くたびれたコルク。それでも、次の練習ではまた新しいシャトルが、新たな物語を運んできてくれる。僕らがバドミントンを続ける限り、シャトルはずっと僕らの隣で、最高の瞬間を演出してくれるはずです。これからもシャトルと共に、たくさんのストーリーを作っていきたいですね。