練習って、結局何が楽しいんだっけ?
バドミントン、楽しいですよね。でも、練習ってたまに「うっ」てなる瞬間ありませんか?仕事や学校が終わって、いざ体育館へ、と重い腰を上げる時とか。基礎打ち延々とか、ノック何百本とか、正直飽きる時もありますよね。分かります、その気持ち。 でも、フッと気づくんです。この前の練習でミスしまくったあのショットが、今日ちょっとだけ、本当にちょっとだけ綺麗に打てた時。スマッシュレシーブが、わずかに反応できるようになった時。ヘアピンがネットを越えるか越えないかのギリギリで落ちてくれた時。 「あれ?今のは、もしかして…?」って、体が勝手に反応した瞬間、脳内で小さな花火がパチパチって弾けるんです。派手な音じゃないけど、じんわりと心に広がる、あの達成感。 別に派手なスーパーショットじゃなくてもいいんです。昨日より少し、ほんの少しだけ、自分の体が上手に動かせた。ラケットの芯でシャトルを捉えられた。足が半歩早く出た。その小さな「できた!」の積み重ねが、バドミントンを続けるモチベーションになっている気がします。 試合に勝つとか、誰かに褒められるとか、そういう大きな目標ももちろん大切です。でも、練習そのものの中に、そんな小さな喜びを見つけられるかどうか。そこが、しんどい練習も乗り越えられる秘訣なんじゃないかな、なんて最近思います。 だって、もし何も成長を感じられなかったら、きっと続かないですよね。汗だくになりながら、ちょっとずつでも前に進んでいる感覚。これこそが、練習の醍醐味なんだろうな。 さあ、今日の練習も、どこかにそんな「小さな花火」が上がる瞬間が待っているかもしれませんね。