バドミントンラケットは単なる道具じゃない、相棒だ。
バドミントンを続けていると、ラケットって本当に特別な存在に感じませんか? もちろん、シャトルを打つための道具であることは間違いないんですけど、私たちプレイヤーにとっては、それ以上の意味がある気がしています。私にとって、ラケットは「相棒」という言葉が一番しっくりきます。 私のラケットも、もう何年もの付き合いになります。フレームのあちこちには、激しいラリーの中でシャトルを取り損ねてぶつけてしまった時や、練習中に床に当たってしまった時の傷が刻まれています。でも、そういう一つ一つの傷が、まるで頑張ってきた証のように見えて、愛おしく感じるんです。新しいラケットが発売されるたびに「お、いいな」って思うことは正直ありますけど、結局この手に馴染んだラケットに戻ってきてしまいます。 ガットを張り替えるためにショップに持っていく時も、グリップテープを交換する時も、なんだか我が子を送り出すような、少しだけ特別な気持ちになります。いつも最高のパフォーマンスを出せるように、できるだけ良い状態を保ってあげたい。そういう気持ちになりますよね。 他の人のラケットを見るのも結構好きなんです。ピカピカの新しいモデルを使っている人もいれば、私のように長年使い込んだ年季の入ったラケットを使っている人もいます。それぞれのラケットに、その人のプレイスタイルや、バドミントンに対する愛情が宿っているように見えるから不思議です。 友人たちと話していると、「このラケットで初めて大会で優勝したんだ」「このラケット、もう10年以上使ってるよ」なんて、ラケットとの思い出話を語り合うことも少なくありません。きっと、みんなそれぞれに、ラケットとの忘れられないエピソードがあるんでしょう。 ラケットは、私たちの喜びも悔しさも、汗も涙も、すべてを受け止めてくれる存在。単なる道具ではなく、まさにコート上の頼れる相棒です。これからも、私の大切な相棒と一緒に、バドミントンをもっともっと楽しんでいこうと思います。皆さんの相棒ラケットはどんな物語を持っていますか?