マイラケットとの絆

マイラケットとの絆

バドミントンって、本当に面白いですよね。僕が初めてラケットを握ったのは、友達に誘われて行った体育館でした。最初は借り物のラケットで、正直どれも同じに見えてたんです。でも、何回か通ううちに、だんだん「自分のラケットが欲しいな」って思うようになりました。 お店に行って、ずらっと並んだラケットを見た時の興奮は今でも忘れられません。軽さ、デザイン、色、バランス。店員さんの説明を聞きながら、あれこれ迷って、最終的に一本のラケットを選びました。手に取った瞬間の「これだ!」っていう感覚。あの時の感動は、ちょっとした宝物を手に入れたような感覚でした。 初めて自分のラケットでシャトルを打った時、なんかいつもよりシャトルが素直に飛んでくれた気がしたんです。気のせいかもしれないけど、やっぱり自分の相棒だなって。それからというもの、練習に行くたびに、そのラケットと一緒に汗を流してきました。時にはミスショットでイライラしたり、時にはナイスショットでガッツポーズをしたり。どんな時も、このラケットが僕の手にありました。 グリップテープを巻き替えたり、ガットが切れるたびに張り替えたりするたびに、「ああ、この子も頑張ってくれてるんだな」って、ますます愛着が湧いてくるんです。ちょっとグリップが削れていたり、塗装が剥げていたりするのも、一緒に過ごした時間の証みたいで。 ラケットって、ただの道具じゃないんですよね。僕にとっては、バドミントンを一緒に楽しむ大切な相棒です。これからも、このラケットと一緒に、もっと色々なショットを打ち、もっとたくさんの試合を経験していきたい。そう強く思う今日この頃です。