ラケットは「相棒」である。
バドミントンをやってる皆さん、自分のラケットに特別な感情って抱いていませんか? 正直に言います。僕は抱いています。ラケットはただの道具じゃありません。僕にとっては、汗と涙と歓喜を共にしてきた、かけがえのない「相棒」なんです。 初めてマイラケットを手にした時のこと、今でも鮮明に覚えています。ショップでずらりと並んだラケットの中から、どれが自分に合うんだろう、ってあれこれ手に取って。これだ!と決めた時の高揚感たるや。あの瞬間に、僕と相棒の物語は始まったんですよね。 それからはもう、色んな場面で一緒にいました。初めてスマッシュが決まった時の快感も、ミスショットを連発して悔しくてラケットを握りしめた時も、全て相棒が隣にいてくれました。練習中、不意に飛んできたシャトルがフレームに当たって、ちょっとだけ傷がついてしまった時なんて、「ごめんよ!」って心の中で謝っちゃいますもんね。 ガットが切れて張り替えに出す時も、何だか寂しい気持ちになります。まるで、入院している相棒を見舞いに行くような感覚。新しいガットが張られて戻ってきた時は、また一緒に頑張れる、ってワクワクします。埃を拭いて、ケースにしまってあげる時も、どこか感謝の気持ちがこみ上げてくるんです。 きっと、バドミントンを真剣に楽しんでいる人なら、この気持ち、分かってもらえるんじゃないでしょうか。僕にとってラケットは、自分を最高のプレーへと導いてくれる、かけがえのないパートナー。これからもよろしくね、僕の相棒!