練習のちょっとしたコツ

練習のちょっとしたコツ

バドミントンって楽しいですよね。でも、練習となると話は別、ちょっと「つらい」と感じる日もあるんじゃないでしょうか。特に社会人サークルなんかだと、仕事終わりで疲れているのに「また基礎打ちか…」って思うこと、正直ありますよね。 僕も昔はそうでした。完璧に上達しようと意気込みすぎて、できない自分にイライラ。そのうち練習に行くのが億劫になってしまって。「ああ、今日仕事が長引いたから行けなかったことにしよう」なんて言い訳を探す日もありました。 でもある時考え方を変えてみたんです。無理して全部完璧にこなそうとしない。例えば「今日はこのショットだけ、意識して打ってみよう」とか「フットワークはちょっと手抜きして、スマッシュだけ全力で打ってみよう」とか。そう、練習の目的を「今日できること」に絞るんです。 例えば、クリアが苦手なら、ネットに引っかかってもいいから「シャトルを天井まで飛ばすつもりで打つ」という目標を立ててみる。ヘアピンが苦手なら「ネットを超えて、相手のコートに落ちればOK」とハードルを下げる。こんな感じで、一つか二つ、具体的な目標を設定するだけ。 そうすると、不思議なもので、ちょっとだけ楽しくなるんです。目標が達成できれば「よし!」って気持ちになるし、たとえできなくても「今日はここまで」って納得できる。練習後の爽快感もひとしおです。 バドミントンの上達って、一足飛びにはいかない地道な努力の積み重ねですよね。でも、その地道な努力も、ちょっとした「ご褒美」や「達成感」を見つけることで、ぐっと続けやすくなるんじゃないでしょうか。今日の練習も、何か一つでも「できた!」って思えることを見つけてみてください。きっと、もっとバドミントンが好きになりますよ。